こんにちは。
スター行政書士事務所の山田です。
このブログでは、私がこれまで20年以上高齢者福祉に関わってきた経験や介護保険制度の情報、福祉について考えていることなどをお伝えしたいと思います。
このブログが、少しでも介護の現場で頑張る皆様のお役に立てれば幸いです。
今日のテーマは、「認知症の人とのかかわり方『態度と言葉』」について。
昨日は、北里大学医学部大石智医師の「認知症のある人に対して求められる態度と言葉」という研修に参加しました。
研修の中で大石先生は、「診察の時に、家族が本人の状態を医師に伝えるとき、本人から見たら自分の失敗を相手(医師)に伝えられていると感じているのではないか。」という話をされていました。
確かにその通り。
私はこれまでケアマネジャー、成年後見人として、多くの認知症の人に関わってきましたが、自分自身も反省することがたくさんあります。
サービス担当者会議の時に、ご本人がその場にいるにも関わらず、ご家族とばかり話をしたため、ご本人は気分を悪くしてその場から出て行ってしまったり、ご家族とサービス提供者との話を不安そうな表情でただ黙って見ていたり。
大石先生は、
「周囲の人は意識しないでそのようなことをやってしまっていることもある」
その上で、
「ご家族が心配しているから、少しお話を聞いてもいいですか?」
というように、ご本人に確認をしてから、ご本人の情報をお聞きしたほうが良いのではないかとの事でした。
「否定はしない」
「短い言葉で話す」
「選択肢は少なくする」
など、認知症ケアでは言葉かけのテクニック的なことを理解する必要があります。
しかし、大石先生の研修は、そのようなテクニックを高めるためのものではなく、
「認知症の人も認知症のない人も同じ。(認知症のない人)多くの人が気分を悪くするような態度、掛けられて嫌な言葉は、認知症の人も同じような気持ちになる」
という、本質的なことを教えていただいたような気がします。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。