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【介護ブログ】老人ホームへ入居するときは、本人の納得が必要

こんにちは。

スター行政書士事務所の山田です。

 

このブログでは、私がこれまで20年以上高齢者福祉に関わってきた経験と介護職員向けの研修でお話してきたことなどをお伝えしたいと思います。

このブログが、少しでも介護の現場で頑張る皆様のお役に立てれば幸いです。

 

今日は「老人ホームへ入居するときは、本人の納得が必要」をテーマに書いていきます。

 

成年後見人として、一人暮らしの高齢者を支援するにあたり、どこかのタイミングで施設への入居を検討する場面があります。

その際、気を付けているのが「本人の納得」です。

それは本人が認知症であっても同じ。

ケアマネジャーや介護事業所の職員さんにも参加してもらいながら、話し合いをします。

そして、本人が「絶対に老人ホームに入りたい」までの意向がなくても「家で生活するのが難しいから、仕方ないけど老人ホームに入るか」程度でも思ってもらえれば良いと考えています。

 

私は約20年、特別養護老人ホームやグループホームで働いてきました。

その中で、ご家族が本人に何も伝えず、置いて行かれるように施設に入居した方を見てきました。

家族としては、一生懸命考えて、本人、家族にとって良いと考える方法を選んだのかもしれませんが、もちろん本人は納得できません。

家族から何も言わずに施設に置いていかれた本人としては、「捨てられた」という想いになるのも当然です。

 

そのようなご利用者を見てきたので、私が生活相談員をやっているときは、ご家族には必ず「老人ホームへの入居を本人に話してください」とお願いしていました。

 

本人に何も伝えなかったり、騙して老人ホームへ連れてきて、そのまま置いていくということはなし。

置いて行かれた本人だけではなく、働いている職員もどのような声掛けをして良いのか困ってしまいます。

 

今は、後見人としてご本人やご家族に関わることが多くなっていますが、それは現在でも同じです。

本人が100%納得して老人ホームへ入居することは難しいかもしれません。

しかし、少しでも納得した上で入居することが、その後のご本人の精神的安定や、ご家族との関係、職員との関わりなどすべてにおいて良い方向になると思っています。

 

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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プロフィール

スター行政書士事務所 山田拓郎
1999年に社会福祉法人に入社し、特別養護老人ホームの介護職・生活相談員・ケアマネージャー、グループホーム管理者として勤務。

「一人ひとりが輝ける社会の実現を目指す」をミッションにスター行政書士事務所を開業。現在は、福祉事業所の開業支援や任意後見人として活動している。認知症ケア・虐待防止研修等の講師。

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