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【実務者研修】介護過程の課題抽出

今日は、朝から1日実務者研修で介護過程の講義でした。

私はケアマネージャーとして約13年仕事をしてきましたが、ケアマネ業務の中で何が一番大変だったかというと「ご利用者の課題を抽出すること」でした。

本人の意向、身体状態や精神状態、生活環境、経済状況など、当然一人ひとりのご利用者によって状況が異なります。

それを言語で相手に伝えることができる人、非言語的コミュニケーションでないと相手に伝えることができない人もいます。

なので、本人以外の人たちからたくさんの情報を集めないといけません。

介護職員が行う課題設定でも同じことがいえると思います。

介護職員は、介護事業所の中で最もご利用者の近くで仕事をしている人たちです。

量も質もケアマネとは比較にならない位の情報を持っています。

情報からご利用者全体像を把握し、ご本人の自立と尊厳を支えための課題を考える。

とても時間がかかり頭を使う作業です。

ただ、大変ですが、このような過程を経ることにより、支援方法ありき、行き当たりばったりのケアにはならなくなります。

他人が相手のことを理解し、課題を明確にするということは難しいことは当然です。

難しいからこそ「人」にしかできない仕事で、今後AI(人口知能)が普及しても代わることはできないことだと思います。

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プロフィール

スター行政書士事務所 山田拓郎
1999年に社会福祉法人に入社し、特別養護老人ホームの介護職・生活相談員・ケアマネージャー、グループホーム管理者として勤務。

「一人ひとりが輝ける社会の実現を目指す」をミッションにスター行政書士事務所を開業。現在は、福祉事業所の開業支援や任意後見人として活動している。認知症ケア・虐待防止研修等の講師実績多数。

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