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常勤換算とは?

常勤換算方法とは、事業所の従業者の勤務延べ時間数を、事業所の常勤従業者が勤務すべき時間数で割ることにより、事業所の従業員の数を常勤の従業者の数に換算する方法です。

常勤(1日8時間・週40時間勤務)だとしたら、その事業所では何人働いているのかを把握するために必要になります。

 

例えば、

甲事業所では、

Aさん:8時間勤務、Bさん:8時間勤務

だとします。

一方、乙事業所では、

Cさん:2時間勤務、Dさん:2時間勤務、Eさん:2時間勤務、Fさん:2時間勤務

だとします。

この場合、

甲事業所の職員数は2名・勤務時間16時間

乙事業所の職員数4名・勤務時間8時間

となり、職員の数は2倍にも関わらず、サービスを提供する時間は1/2になっています。

このように、サービスを提供するためには、人数だけではなく、勤務時間も考慮しなければなりません。

計算例

常勤換算の計算は次のように行います。

就業規則で1日の勤務時間が8時間で、週の勤務時間が40時間と定められている事業所の場合、40時間働いている従業員は、常勤換算1となります。

また、勤務時間が20時間の場合は0.5、10時間の場合は、0.25となります。

4週間の勤務時間が160時間の事業所の例で見てみましょう。

Aさん(160時間勤務)

Bさん(160時間勤務)

Cさん(160時間勤務)

Dさん(160時間勤務)

Eさん(80時間勤務)

Fさん(32時間勤務)

計算すると

(160+160+160+160+80+32)÷160=4.7

よって、常勤換算は4.7人となります。

実際の従業員の数はAさん~Fさんまで6人です。

しかし、EさんとFさんを常勤1人として計算することはできないですよね。

また、事業所の人員配置を計算する場合は、次のような計算になります。

例:利用者数10人のユニットの場合

10÷4.7=2.12

となり、2.12:1

職員1人に対し、利用者2.12人となります。

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プロフィール

スター行政書士事務所 山田拓郎
1999年に社会福祉法人に入社し、特別養護老人ホームの介護職・生活相談員・ケアマネージャー、グループホーム管理者として勤務。

「一人ひとりが輝ける社会の実現を目指す」をミッションにスター行政書士事務所を開業。現在は、福祉事業所の開業支援や任意後見人として活動している。認知症ケア・虐待防止研修等の講師実績多数。

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